上の子が小さい頃、近所で素敵なママ友ができました。私を含めて4人のママさんで、子どもが寝た後にひそかに集まっておしゃべりを楽しむ「夜のママ会」をしていました。子育ての悩みや愚痴を共有したり、ちょっとした息抜きをしたりできて、本当に心地よい時間でした。「いいママ友ができたな」と、毎回幸せな気持ちで帰宅していました。
突然のメールで気づいた距離感の難しさ
しかし、ある日のことです。その中の一人のママさんから、突然こんなメールが届きました。「朝から駐車場に車ないけど、どこか出かけてるの？」。最初はなんだろうと思いましたが、よく考えると、私の行動を逐一チェックされていたようで、少し怖くなりました。普通に買い物に出かけただけなのに、まるで監視されているような気持ちになったのです。
距離を置くことで守れた安心感
その出来事から、私はそのママさんとの距離を少し置くようにしました。もちろん完全に関係を断つわけではなく、ほどよい距離感を保つようにしたのです。すると、それまでの心地よいママ友関係を保ちながら、自分の安心感も守れるようになりました。
学んだこと：ママ友との「ほどほど」の関係
この経験で学んだのは、ママ友との関係も「ほどほど」が大切だということです。子育て中は孤独を感じやすく、つい親密な関係を求めたくなります。しかし、相手の価値観や行動の範囲を完全に把握しようとする人もいるので、無理に距離を縮めすぎるとストレスになることもあります。
良いママ友とは、互いに尊重し合い、気軽に会話できる関係です。自分が心地よいと感じる距離感を大切にして付き合うことが、結果的に長く良い関係を続けるコツだと感じています。
まとめ：無理せず、自分の安心感を大切に
ママ友との距離感で悩むことは珍しくありません。自分が安心して付き合える範囲を見極め、必要なときには距離を置く勇気も持つことが、子育て中の心の健康を守るポイントです。無理に全てをオープンにする必要はありません。ほどよい距離感を保つことで、ママ友との関係はより長く、より楽しいものになります。
